正しい「担ぎ」はスクワットの基本です。この記事では、担ぎの正しいフォームとその重要性を解説します。胸を張りすぎず、丸め過ぎない姿勢でバーベルを担ぐ方法について参考にしてもらえる様な記事を書きました。適切な肩甲骨の位置についても、僕なりの経験を交えながら紹介していきます。この記事を読んで、あなたのスクワットをより良い状態へ改善するきっかけになれば幸いです。
担ぎが悪いとどうなるか?
担いだ時の姿勢が悪いとその姿勢のままスクワット動作を始めてしまいます。姿勢が悪いと腹圧がかかりにくくなるので、姿勢は良くしたほうがいいと個人的には思います。
例えば、胸張りすぎたままスクワットすると腰が反りやすくなったりします。その様な姿勢だと胸も上がって(チェストアップ)腰は反ってお尻を突き出す様な形になります。そうするとボトムからの切り返しで力が出にくくなります。(腹圧が抜けてる)
逆に胸が丸まって猫背のような姿勢で担ぐと、バーベルの重量によって肺が潰されて呼吸がしにくく、肺が膨らみづらくなるので腹圧が高めにくくなったり、心肺的な意味合いでキツくなったりします。
あと猫背の状態はボトムでの切り返しの時に背中に必要以上に負荷がかかって挙げられるはずの重量やレップ数があがらなくなったりします。スクワットで腰が丸まったら非常にまずいのですが、猫背はそうなってしまうきっかけにもなり得ます。あと背中や腰が丸まってしまうとパワーがバーに直結せずに逃げると個人的に感じてます。
いい担ぎとは?
担ぎが良いかの判断基準の1つとして、個人的には「ラックアップ時に軽いかどうか?」があると思います。
胸を張り過ぎず、丸め過ぎずまっすぐの状態で担ぐというのが一番しっくりきてるし、重量も扱えます。ただ肩甲骨を寄せるとラックアップは軽くなりがちですが寄せ過ぎも良くないと個人的には思います。
肩甲骨のポジションについての注意点
担ぐ時に肩甲骨を寄せすぎると、胸を張りすぎる原因になりますので注意が必要です。先ほども述べた通り、胸を張りすぎると腰が反ってお尻を突き出した様なスクワットになり、、以下同文。
逆に僕は広げ過ぎてもスクワット時に力が出にくい感じがあります。
色々述べましたが、寄せるにも広げるにも、これには個人差があると思いますので自分で調整していくのがいいと思います。
上半身が反り気味でボトムからの切り返しがうまくいかないのなら、もしかしたら肩甲骨を寄せ過ぎて胸があがり、結果反りやすくなっているかもしれません。
おわりに
この記事では、スクワット時の「担ぎ」の重要性について解説しました。胸を過度に張ったり猫背になることのリスク、肩甲骨の適切な位置など、バランスの取れた担ぎの姿勢について具体的に説明しています。ラックアップ時の「軽さ」が良い担ぎの指標としてある程度機能すると思います。トレーニング始めて約2年スクワットを重点的にやりこんできた中で学んできたことが皆さんの参考になれば幸いです。ではまた!
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